ブログ投稿No.2「時計購入の際の傷について~金額影響の目安~」

こんにちは!TimeWise Watchesです。
第2回目のブログ投稿となります。
今回は時計購入の際の傷に関して書いてみようと思います。
ロレックスとなれば新品購入はなかなか難しいため中古品を買うケースがあると思います。
そこで注意すべき傷の箇所と、主に買い取り金額への影響の目安をお伝えします。
当店は「賢い時計選び」をコンセプトにしておりますので、リセールに影響のある内容として取り上げさせていただきました。
★ガラス(風防)の傷 →▲10万円〜15万円の減額
一番注意しなければならないのは、ガラス(風防) の傷になります。 現代の高級時計のガラスはサファイヤクリスタルといった硬いガラでできており、耐久性はかなり高いです。
しかしながら、このガラスは縁をぶつけてしまうと欠けやすかったり表面に傷ができてしまう場合があります。
こうなってしまうと、ガラスごと交換が必要となり、部品代や交換料金、さらに納期が大幅にかかる場合もあるので大きく減額されてしまいます。
中古品を買う場合は、一番注意した方が良いポイントになります。
例:ガラス欠けの写真
★打痕(ダコン) →▲3〜5万円の減額 傷の中でも研磨で取れない傷が打痕(ダコン) と呼ばれる深い傷になります。
この傷が入っている場合は買取金額が減額となる場合が多いです。
例:研磨で取れない傷写真
★過剰な研磨 →(店による)▲5万円程度
腕時計の傷は研磨すれば取れる場合が多いですが、 形が変わるほどにポリッシュされている個体の場合は、減額となる場合があります。
ピカピカの新品のような輝きの方が価値が高いと思われがちですが 、 傷だらけでもオリジナルの研磨されていない個体の方が価値がある 場合も多いです。
特に古い個体であればあるほど、 オリジナル性が評価される場合がありますので、 ピカピカに研磨されている個体は美しいですが、 必ずしも価値が高いとも限らないのが注意点です。
特にラグの部分を見るとわかりやすい場合が多いです。
例:痩せてしまった個体
例:研磨されていない個体
★細かい擦り傷 →減額なし
腕時計に関しては、研磨をすることができるので、 細かい擦り傷に関しては減額となる場合は少ないです。 ただ上記の通り、 大幅に研磨をしてしまうとケースが細く痩せてしまう場合があり、 大手並行店の場合、 見た目をピカピカにして売り出すことが多いので、 何回も売買された個体は、何度も繰り返し研磨されており、 ケースやラグが細くなってしまっている個体も多く見られますので、ピカピカの個体にはご注意ください。
例:研磨すれば綺麗になる擦り傷
以上、さまざまな傷と金額への影響について書いてみました。
しかしながら、正直、肉眼で見れば気にならないし、使えば傷はついてしまう場合が多いです。
ですので、今後ご使用される場合はそこまで気にしなくともよいのかもしれません。
傷を気にしすぎて時計を使うことができないのも、本末転倒とも考えられます。
しかしながら私も傷を気にしてしまうタイプではあるので、今回は注意の必要がある傷についてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
TimeWise Watches